マコモ田の様子を見に行ってきました。
マコモはある程度順調に成長中。
中には一部、育成が悪いものもありましたが、8割~9割方はしっかり葉が伸びてきていました。
奥の方は雑草が目立って来てますが、この程度ではまだ草を刈る必要はないでしょうか。
もう少し伸びてきた頃に一度やるくらいでいいようです。
この管理の手間がかからないところに引かれて、耕作放棄地対策にマコモタケを選びました。
上手く育成してないものは、分株の仕方が悪かったのかな。
こういうのもちゃんと分析して、来年の分株・作付けに繋げていかなければなりませんね。
このマコモ田を確認している中で、隣地に住まわれている方から、ジャンボタニシ敷地に入ってくるので困っている。どうにかして欲しいという相談を受けました。
どうやらジャンボタニシがタマゴを産みにお隣のおうちの裏口の方にまできているようです。
相談を受けて、農協や尾張農林水産事務所 農業改良普及課担い手育成グループなどに聞いてみたところ、
・今年はジャンボタニシが各地で大量発生しているらしい。
・耕作放棄地には雑草がたくさん生えていたので、タニシがタマゴを産み付けるところがたくさんあったのが、草を刈ったので周りに移動したのではないか。
・ジャンボタニシにはスクミノンと言う駆除剤がある。
・マコモタケにはパダン系の1種類の農薬しか、使用が確認できていない。
・稲には農薬検査して、人体に害がない事を確認しているが、対マコモタケは検査実績がないので、現状スクミノンを使っていいかと聞かれればダメです。としか言えない。
・駆除剤(スクミノン)を使って、一時的には駆除できても、用水路や隣の田から移動してくるので、効果は一時的。
・タマゴは水中では息が出来ないので、削って水中に落とすのが効果的。
と言う意見をいただきました。
マコモタケへの影響を考えるとスクミノンは使えませんので、
コツコツとジャンボタニシを回収、タマゴを削り取るのが一番の様です。
それでも、周りから移動してくることもあるので、結局イタチゴッコのようです。
黄砂や鳥の糞などと一緒ですね(涙)
近々、ジャンボタニシと格闘してこようと思います。
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